2007年04月06日号

本の著者に公開質問状

牛乳は体に悪いという内容の科学的根拠示せ
牛乳乳製品健康科学会議

大学教授や医師など研究者でつくる「牛乳乳製品健康科学会議」(会長・折茂肇健康科学大学学長)が、3月28日、牛乳が体に悪いなどと書き、2005年発売以来100万部以上のベストセラーになっているという「病気にならない生き方」(サンマーク出版)の著者・新谷弘実氏に対し、牛乳が有害とする科学的根拠を示すべきという公開質問状を送付した。


   質問状によると、新谷氏はこの本の中で「カルシウムをとるために飲んだ牛乳のカルシウムは、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまう」「牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる」「牛乳ほど消化の悪い食べ物はない・・・」などと書いているが、これに対し同健康科学会議では内容の科学的根拠に大きな疑問があるとして、質問項目一つ一つに同会議の反論をした上で質問への回答を求めている。


   この本の問題に関しては、本紙既報(3月30日付)の通り、仁木良哉客員教授(北大名誉教授)、岡本全弘教授ほか、酪農学園大学(江別市)の研究者らが、食生活上重要な栄養源である牛乳の誤った内容の情報が広がることは、消費者にとっても、生産者の酪農家にとっても深刻な問題で見過ごしにはできないと、この本に反論して正しい研究情報を伝える講演会などを続けている経緯がある。

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